
子供の頃に言われた「口臭の指摘」が原因で、口臭にはより一層気を配るようになりました。それからは人の口臭から口臭の原因を知ることも。
いい意味でも悪い意味でも素直な子供
子供の頃、口臭について指摘を受けた経験がありました。小学校の中学年のころの出来事です。当時私は虫歯になった経験などなく、学校の歯科検診を受けても歯石の指摘を受けた以外、特に問題がありませんでした。そのため自分の歯は丈夫であるという過信から歯磨きの重要性を実感しておらず、当時は歯磨きを適当に済ませており、ほぼ磨いていないような状況だったのです。母にも「ちゃんと磨かないと虫歯になるよ」といわれてはいたものの、実際に虫歯になっていなかったため別に平気だろうと思ってしまっていました。そんな折、友人たちと楽しく遊んでいると、ある友人から「〇〇ちゃん口、臭いね」といわれてしまったのです。本人は悪気はなく素直な気持ちを言ったのだと思いますが、当時の私はとてもショックを受け、その後しばらくしゃべることができなくなってしまいました。言われたその日は極力人に近づかないようにして、なにか話しかけられても首を振ったり小さな声で話すようにするなど、かなり意識をしていたことが思い出されます。比較的早熟だったためダメージは大きく、いまでも当時のことを思い出すと胸が痛くなるのでした。
歳を重ねるにつれて口臭への意識も向上
友人の決定的な一言を受けてから、歯磨きに真摯に取り組むようになりました。その一言から程なくして受けた学校の歯科検診で虫歯を指摘されたため、もしかすると虫歯によって口臭が発生した可能性もあったのかもしれません。また、歯石もたくさんつくことで臭いがきつくなってしまうとのことでしたから、それも原因の一つだったのでしょう。この虫歯がますます、歯磨きの大切さを知ることになった出来事なのは間違いありません。ちなみに虫歯は乳歯だったこともあり、治療を始めてから程なくして抜けたため事なきを得ました。それからは母に改めて歯磨きの仕方を教わり、虫歯はもちろん口の臭いに一層気を使うようになります。母には気にしすぎと笑われたこともありましたが、10歳にも満たない年齢であの一言を受ければ、嫌でも意識をするようになるでしょう。もし悩んでいる小さな子がいたら、親身になってあげようと思っています。その後はお互いに成長しているのもあったのかもしれませんが、友人に口の臭いを指摘されることはありませんでした。子供のうちは臭いのもととなる刺激物などを摂取する機会があまりありませんから、きちんと歯磨きをしてしっかり水分を取るだけでも十分な対策になったのでしょう。
人の口臭で原因を知る
歯磨きと口の中を潤すことを徹底して歳を重ねていったとき、再び口臭について意識する出来事がありました。中学2年生のときの、近所に住む方にいろいろなものを教えてもらうという学校行事での出来事です。私は近所のご婦人たちにマジックたわしと呼ばれる、毛糸で編んで作るたわしの作り方を教わっていました。編み物なので手元をよく見られたり、後ろから抱き込むように直接触って指導を受けるため顔も自然と近くになります。そのとき、一人のご婦人の口の臭いをかなり強烈に感じてしまったのです。コーヒーのにおいとなにか別のにおいが混じっていたように思いました。入れ歯ににおいが付着するとなかなか取り去ることができないということを後に知ったのですが、おそらくそれも要因としてあるのでしょう。または唾液の減少や、歯周病などであることも考えられます。当時はコーヒーとなにかのにおいが合わさると大変なことになるということのみ実感したものですが、子供ながらにコーヒーには気をつけようと深く心に刻む事になった出来事でした。いまでもコーヒーを飲んだ後は積極的に水を飲んだり、飴やタブレットで臭いの軽減や唾液量を増やすなど徹底しています。小さな頃の経験は、大人にになっても活かされるのだと実感した経験でした。